比べるな!異なれ!

僕は人をプロデュースする事を仕事としている部分もあるけど、多くの人の傾向として自分のコンプレックス(欠点)を隠そうとする傾向にあります。
でも、大概その人が思ってる欠点こそ僕が見て「おもしろいなぁ」「そこ魅力なのに」と思います。
その欠点とは何か、とよくよく考えてみるとその人が思う「他人と違う処」であったり「一般概念から外れている」と勝手にその人が自己判断した点です。
では、人と違うからと言ってそれは即欠点か、と言えば僕はそうではないと思います。
一般的概念(常識)から外れているだけで、それも欠点かと言えば違うと思う。
人と違うから、常識的ではないから、となれば周囲から批判を買う場合も多い。だからその人は余計、その点を意識して「欠点」だと思う。
批判とはある種どこかで「羨ましい」と思う気持ちから出て来る言葉だと思います。
別に羨ましいと思われなければ、きっと無視するはずです。それを敢えて批判するという事は、気持ちのどこかで「自分もそう在りたい」「自分もそう在りたいのに、あいつだけそう在るのは嫌だ」という気持ちからではないでしょうか。
だから僕はそういう人に常に言う。
「比べるな!異なれ!」
自分が本当に「そうしたい」と思う事が、周囲と異なっていても自分の心が望む事なら、堂々とするべきだと思うよ。